2013年2月27日水曜日

ブランブランMontblanc 146G とさかさん。


これ、146G Meisterstück First Model。1950年代前半のものかな。

まぁ、まず携帯すること無く、文筆家でもないので、仕事中の電話でのメモ書きとかそんな時にしか、万年筆って使わないけど、この時代のものは独特の柔らかい書き心地で良いと思います。柔らかいってこういうことなのねって思いました。そして筆圧が強くなくてよかったと自分を褒めたい。



とさかクリップね。これ。確か最初期のみの仕様だったはず。確か、天冠が回転しないようにとかそういう理由のはず。


気圧を調節する穴もでかいな。そして、ねじ込みの下に若干見えるインクウインドウ。ロングタイプだけど、もうインクでくすんでしまってるな。アンバーだったんだけど、残念。
インクって、最近のカラフルなインクとかは粒子が細かくて素材に入り込んでしまうから、インクウインドウをキレイに保ちたい人にはあまりオススメではないとアドバイスを受けました。これ、ほんと納得。しかし、だいぶ前にいっぺん入れてもうてんな、新しいインクを…。なので現在は「ペリカンのロイヤルブルー」一択でございます。これは比較的色残りしにくいらしい。


ペン芯も136のを流用されててノンスリットフラットタイプですが、撮り忘れました。つるつるだったのに。
Mマークの彫り具合と円内にギャザリングが刻印されている。うれしい。
ニブはEFなので細字。


古い時代のセルロイドの質感好きだわ。購入したときはこんなにテカテカじゃなかった気がする。たぶん手の油とかで、どんどんテカテカになってきてエロティックな光沢に仕上がったんだろう。握った感触とかもなんかしっとりしてるのは、蓄積された手油のせいかもしれません。

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